【Meet the Farmer】 神生バラ園 (茨城県) - 神生 潤一さん訪問記

"お花を通して人の心を動かすっていうことを、もっとドラマチックに"

 『にほんの里100選』に選ばれた茨城県石岡市の旧八郷町地区で、1974年からバラを生産している神生バラ園。現在は1400坪のガラス温室で、年間を通して20種類以上のバラ育てているそう。中でも、遺伝子構造から不可能と言われている「青いバラ」に、今のところ最も近い品種といわれている「ブルーグラビティー」や、クシュっとした緑色の花弁がユニークで、古くからある原種に近い「緑一色(リューイーソー)」など、普段ではあまり目にしないバラを栽培していることで知られており、現在も様々な新しい品種の栽培に挑戦されています。

"新しいバラを育てるのって、データが無いのでとても難しいですし、失敗しちゃうことが多々あるんです。それでも、他のところに無いからこそすごくワクワクしますし、日々新しい発見があるので、楽しくって。そんな自分自身のバラを作ることへの喜びが、さらにそのバラを手にした人の喜びにつながるなんて、本当に嬉しいことですよね。なので、テストを繰り返す必要があったり大変なのにも関わらず、ついつい今までにないバラを求めてしまいます。"

そう語るのは、神生バラ園の2代目社長、神生潤一さんです。幼い頃からバラを中心とした生活をおくってきたという神生さん。先代が築き上げてきたノウハウを活かしなからも、新しい技術や価値観を積極的に取り入れ、ご自身のバラに対する想いや、新たな目標を日々形にしています。

現在農園では、植物にとって最適な条件を再現しやすいという水耕栽培を取り入れており、 また、温室内の環境の測定し、バラにとって常に快適な環境を維持する手助けをしてくれるシステムなど、新しいテクノロジーを積極的に導入しているそう。そうして整えられた環境のもとで、なるべく自然体であり、「健康的」なバラをつくることが、神生さんのバラづくりの極意です。

"植物全ての生育は光合成がもとになっています。その光合成のパフォーマンスをいかに最大化することができるか。バラを作りこなすというより、バラが本来持つ力を発揮できるように、徹底的に環境を整えてあげることが私たち生産者の役目なんですよ。"

また農園では、バラが咲き誇るハウスが並んでいる傍で、ユーカリやコニファーなどを、ハウスなどの施設を使用しない、露地栽培も行われています。そしてここにも神生さんの熱い想いが。

"今温室で年間を通して、バラを生産・出荷していますが、実はそれをするために結構なエネルギーや資源を使って、自然とは違う環境を温室内で作っているんです。でも近年の社会的な変化を目前に、「莫大なエネルギーを投じてまで大量のバラを年中出荷することが、社会に求められ続けるのだろうか」と考えるようになって。その結果、露地栽培という、自然の環境のまま無理のない形で花を育てることに着目しました。今は、こうしてバラ以外のものを作りながら、「バラの専門農家」から、トータルとしてバラを中心に据えた「花農家」へとシフトしていこうとしています。"


バラと自然の美を愛する神生さんがつくる、個性的なバラと、表情豊かな草花たち。神生バラ園の想いが詰まった貴重なお花を扱わせていただくにあたり、The Bouqsへメッセージをいただきました。

"海外(アメリカ)と日本で違うところって、物事に対するドラマ性というか、ドラマチックな演出が得意というところだと思います。日本人がシャイでできないことも、アメリカの方が大胆にされるように。お花を通して人の心を動かすっていうことを、もっとドラマチックに伝えてくれる。きっとそういうことをしてくれるんじゃないかなって。楽しみにしています。"

日頃お世話になっている友人や大切な人に、神生バラ園の花をドラマチックに贈ってみませんか?

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